グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸２K)とは？
医薬部外品表示名称ではグリチルリチン酸ジカリウム、化粧品成分表示名称ではグリチルリチン酸2Kと呼ばれ、漢方の原料としても知られるの甘草(カンゾウ)の根茎または根から抽出したグリチルリチン酸を水に溶けやすくした成分です。
整肌の作用が認められており、肌荒れなどのダメージケアに用いられています。即効性は期待できないですが連続使用しても副作用がほとんど無いと言われ、医薬品をはじめ化粧品や日用品などに幅広く使用されているため、敏感肌におすすめの成分です。
グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸２K)の作用と効果
肌荒れ予防
グリチルリチン酸ジカリウムは、抗炎症、抗アレルギー作用が認められており、肌荒れを抑える効果が高いため、肌荒れ防止の有効成分として承認を受けています。肌荒れが起きやすい方に効果が期待でき、肌のうるおいバリアが弱った敏感肌の方には特におすすめです。
ニキビ対策
グリチルリチン酸ジカリウムの作用の中でも特筆すべきなのが、抗炎症作用です。炎症を抑えることができるので、ニキビをケアすることができます。ニキビ肌に悩んでいるという人にとっては心強い味方と言えます。（グリチルリチン酸ジカリウムは、抗炎症作用とともに抗アレルギー作用も持っているので敏感肌の人には適していますが、全員に同じような作用があるというわけではないので、アレルギーをお持ちの方はまずパッチテストをしてみることをお勧めしします）
黒ずみケア
肌に摩擦が加わるとそれが刺激となってメラニンの生成を促してしまうことがありますが、グリチルリチン酸ジカリウムは、外部からの刺激を抑えて沈静化させる働きがあります。
そのため、肌がメラニンで黒ずんでしまうのを予防することができ、黒ずみの起こりにくい素肌を作ることができます。
