卵殻膜エキス

美容成分

卵殻膜エキスとは?

ゆで卵のアレです

卵殻膜は卵の殻と白身の間にある薄さ0.07ミリの薄い膜です。そう、ゆで卵の殻を剥くときに白身についている、あの薄膜です。

卵殻膜の主成分

主成分はタンパク質で、人の肌や髪と非常に近い構造の18種類のアミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸といった美肌の元となる成分を自然の形で含んでいます。ゆで卵を剥いて食べるときは、正直、あの膜は向きにくいし、うっとおしいな…と思っていましたが、実は非常に優れた薄膜だったのです。

ニワトリ目線での卵殻膜

産み落とされた卵は、卵を菌やウイルスからまもり、ヒナを誕生まで導く力を備えています。また、産まれたあとは、親から栄養を与えられなくても、ヒナの体をつくり、羽毛をつけ、成長できる生命パワーを持っています。人間と違い卵は母親とへその緒で繋がっていませんが、ひよこが約20日間生き抜くことができる栄養が詰まっているそうです。

ヒト目線での卵殻膜

卵殻膜は、転んだときに貼るなど、昔から生活の知恵として日常生活の中で、さまざまに活用されてきました。古くは力士が怪我をした際に傷口に卵殻膜を貼り、そのパワーで傷を早く治したと言われているほどです。

美容に良い理由

卵殻膜には、18種類のアミノ酸・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分が含まれており、肌の潤い・ハリ・弾力に効果を発揮します。

特に、人の肌の約70%を構成しているコラーゲンの中でもハリや弾力を決めるのがⅢ型コラーゲンです。“ベビーコラーゲン”とも呼ばれ、赤ちゃんの肌に多く含まれますが、このⅢ型コラーゲンは25歳を境に大幅に減少し、様々な肌の悩みの原因になります。卵殻膜は、Ⅲ型コラーゲンと密接な関わりがあることが実証され、美容に関心が高い人たちの間では人気が高い成分の一つとなっています。

卵殻膜エキスの作用と効果

  • 肌に潤いを与える
  • ハリ・ツヤを与えてくれる
  • 乾燥による小じわ対策
  • 肌のキメを整える

卵殻膜から抽出した卵殻膜エキスには、III型コラーゲンの生成を促す効果があることは広く知られており、肌にハリや潤いを与え、赤ちゃんのような肌を目指すことができます。また、卵殻膜エキスにはシミの原因となるメラニンを抑制する働きも確認されており、美白効果による肌の透明感を高める効果が期待できます。

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